
Mio Okazaki Mio Okazaki
Biography
1995年 北海道札幌市生まれ
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業
2019年4月 株式会社ベースボール・マガジン社に入社
現在は週刊プロレス編集部2年目。
在学時からプロレスをモチーフとした作品を制作。
現在はリングの周りを囲む観客それぞれから見たプロレスというエンターテインメントを、ピカソや
ブラックが発展させたキュビズム(様々な角度から見た対象の形を一つの画面に収める技法)で表現している。
【展示歴・活動歴】
2020年 「ステップ オーバー アート ブリーカー」@The Artcomplex Center of Tokyo
2019年 「東京ミッドタウン・デザインハブ第83回企画展ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・
スタディ」@東京ミッドタウン・デザインハブ
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業
2019年4月 株式会社ベースボール・マガジン社に入社
現在は週刊プロレス編集部2年目。
在学時からプロレスをモチーフとした作品を制作。
現在はリングの周りを囲む観客それぞれから見たプロレスというエンターテインメントを、ピカソや
ブラックが発展させたキュビズム(様々な角度から見た対象の形を一つの画面に収める技法)で表現している。
【展示歴・活動歴】
2020年 「ステップ オーバー アート ブリーカー」@The Artcomplex Center of Tokyo
2019年 「東京ミッドタウン・デザインハブ第83回企画展ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・
スタディ」@東京ミッドタウン・デザインハブ
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「プロレスだ!」と初めからピンとくる人はまずいない。
おそらく「ピカソのゲルニカっぽいな」という感想を持つ人の方が多いだろう。
それもそのはず、この作品はプロレスをパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックが発展させた
キュビズムという技法で描いたプロレスアート作品。
なお、キャンバスが正方形なのもプロレスのリングが四角いためだ。
キュビズムとは、様々なアングルから見た対象の形を一つの画面に収める絵画技法のことで、
プロレスをビジュアル表現する手段としてもってこいだった。
なぜか?
プロレスはリングの周り、360度を観客が囲んでいるため、席によって見え方が大きく異なる。
例えば、どんなに前方の良い席でも技を“かけている”選手の表情が見えたとしても、
その席からは“かけられている”選手の悶絶した顔を知ることができなかったりする。
観客それぞれの席・視点に良さがあり、キュビズムを用いれば、様々な角度から見た美点を
自由自在に表現できた。
これからも写真や映像では表現できないプロレスの魅力を引き出していけるようなものを作っていきたい。
岡崎実央Website→http://www.miookazaki.com
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